地球の70%は海です。
インテリアフィルターを通して見るならば、
水中という地球最大のインテリアスペース。
オアフ島のウェスト・コーストエリアへ。
名門イルカ大学のツアーに参加、覗いてみました。
「一生感動、一生青春、いつもまえむき」
をコンセプトにしているツアーです。
ハワイの大自然=キャンパス、学びの場
野生のイルカ=先生
ツアー参加者=受講生
というスタイルで経験から学びます。
移動中のバスの中、船の上、水中で、
ハワイの自然やイルカなどについて教わります。
教わったこと、として写真にちりばめています。
教わったこと | 安全祈願の儀式
ハワイ伝統民謡、エホマイを唱え、
プルメリアの花を海に投げ入れます。
プルメリアの花は唱えている間、耳に飾っておきます。
エホマイはお経のような響き。
海のブルーグリーンに、花の白と黄色少々の色が映えます。
マカハ
防水ケースにiPhoneを入れたまま撮影。
防水ケースに入れたiPhoneは水中では上手く使えず。
自分での撮影は船の上からのみできました。
教わったこと|マカハ
パワースポット。サーフィンの大会が行われる場所。
国際大会が開かれた歴史もあります。
力強い山の濃い緑と海の濃いブルー。
教わったこと|マクア
山の形が神様が両手を広げているような形で、
天と地が結ばれる場所と言われているパワースポット。
教わったこと|カエナ
左の方の岬を右に曲がるとノース・ショア。
どのような服装で海へ入ったか?
海に入った時期は4月上旬です。
参加者の98%はウェットスーツを着ていました。
ウェットスーツはオプションでレンタルできます。
乗船直前に大人は$10を現金で払い申込みます。
水着はホテルを出発前に着ておきます。
乗船後、水着の上にウェットスーツを着ます。
水着姿をお披露目する場面は、
ウェットスーツを着たり脱いだりする時ぐらい。
私のこの時の水着はセパレートタイプの競泳用。
上はノースリーブ、下は短いスパッツの見た目。
週一回プールで1km泳ぐことが趣味なので、
普段プールで使っているものを着ました。
ワイキキのビーチで着る水着は別のものです。
ウミガメ
ハワイ語ではホヌ。
水の透明感が高いので海の生物もよく見えます。
海上がりの肌から海水がサラッとしている印象。
教わったこと|イルカの歴史
イルカは元は4足歩行、陸で生活、肺呼吸の哺乳類。
氷河期の時に海の環境の方が暮らしやすいので海へ。
なので約10分に一度水面へ呼吸をしに上がってきます。
その時に背びれが光に反射してキラキラするので、
それがイルカを探す時の目印になります。
4足歩行時代の見た目は細身のイノシシみたいな感じ。
教わったこと|イルカの種類
スピナードルフィン(ハシナガイルカ)
ハワイでよく見られる野生の口がとがっているタイプ。
日本でよく見かけるのはバンドウイルカという種類。
このイルカはカメラ目線風。
教わったこと|イルカの趣味
イルカは遊ぶことを見つけるのが得意。
親子で泳いでいるイルカの姿もありました。
イルカのキュンキュンという鳴き声も聞こえます。
教わったこと|イルカの睡眠
ハシナガイルカは夜間深海で餌を取り、日中は浅瀬で睡眠。
このイルカ達は半分寝ている状態で泳いでいます。
人間だとソファーでうたた寝しているような感じでしょうか。
教わったこと|イルカが嫌いなこと
どんなに近づいてきても見るだけです。触るのはNG。
フィンをつけてバタ足移動しますが、バシャバシャ音も苦手。
イルカにとって大きなストレスになります。
静かに同じ空間を共有させてもらいます。
イルカ
プロのカメラマンの方が一緒に同行して撮影してくれます。
後で気に入った写真を購入します。
水中では自分で全く写真が撮れなかったので助かりました。
教わったこと|海の生物とプラスチックゴミ
プラスチックゴミが世界的に問題になっています。
ウミガメの鼻にストローが詰まってしまったり。
イルカもビニール袋が引っかかってしまったり。
海の生物は命の危険と常に隣合わせです。
人間も地球の一部ということを思い出し、
環境に良いことをできることから行動です。
環境とライフスタイル
イルカは暮らしやすい環境に合わせて、
陸スタイルから海スタイルへと、
自分の姿を長い年月をかけて変えて行きました。
イルカが姿を変えるよりも遙かに短い期間で、
幸い人間は自分の価値観に合わせて、
暮らしの環境を整えることができます。
ライフステージの過渡期や働き方改革など、
突然の環境変化が起こる可能性はあります。
ライフスタイルをより快適にするため、
空間を豊かにするきっかけになることも。
LOCATION | Honolulu, Hawaii
PHOTOGRAPHY |
On a boat except E ho mai
Mirei Sekiya
Under the sea and E ho mai
Michael Francis Connelly, Meimon Iruka Daigaku
DATE | 2019.4