The 38th JAPANTEX 2019
INTERIOR TREND SHOW
11月13日 (水) — 11月15日 (金)
東京ビッグサイトにて、
一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、
JMA主催のJAPANTEXが開催されました。
日本最大級の国際インテリア見本市です。
東京ビッグサイト
今回のインベントの会場。
年間通して様々なイベントが開催される中、
インテリアのイベントもいくつか催されます。
訪れると自然とよく歩き回る日になります。
第16回インテリアデザインコンペ
作品が入選し、会期中会場にて展示されました。
今回の募集のテーマは、
「空間を装うインテリアファブリックス」
テーマに沿ってファブリックスや
インテリア素材を使用し、インテリアの可能性を
自由に発想してインテリア空間を表現します。
このコンペでは、インテリアファブリックスや
インテリア全体の未来に寄与するような作品が
求められていました。審査基準は、
・楽しく新しいライフスタイルを予感させるもの。
・ファブリックの使い方や組み合わせやシーン展開が、
斬新であり、独創的なもの。
などです。
入選作品 “Obscure 曖昧に移ろいを感じる”
募集テーマに沿った内容を、タイトル、コンセプト、
ファブリックサンプル、パースなどで表現。
提案をB3サイズのボード2枚にまとめます。
旅からインスピレーション→
インテリアで表現
このImageの写真は、以前訪れた
ハワイの景色を撮影したものです。
自然のグラデーションの美しさは、
刻一刻と色を変え、ずっと見ていられました。
イメージから具体的に作品にしていきます。
旅がインスピレーションの源になり、
作品に活かされることは多々あります。
日常の風景も旅気分で見ると、
また違って見えたりもします。
ボードの一部拡大です。
イメージ写真から想像を広げます。
シアーカーテンを障子紙に見立て、
色の重なりで移ろいゆくグラデーションを表現。
インテリアコンセプト
作品タイトル “Obscure 曖昧に移ろいを感じる”
以下、ボード右上のConcept部分です。
テーマ「空間を装うインテリアファブリックス」
を表現するキーワードとして
“Obscure 曖昧さ”を選びました。
空間の外と中を曖昧にすることにより、
人間も自然の一部ということを感じ、
季節の移ろい、日々の時間の移ろいなど
風情を感じることができます。
その外と中の曖昧さを雪見障子で
表現しています。
移ろいは変化です。
様々な色、時には同じ色が重なり合って
変化を感じます。
その変化をシアーカーテンを重ねて
表現しています。
“曖昧に移ろいを感じる空間に身をおき”
移ろいゆく時間の中で
ゆったりとした感覚を思い出し、
心が平穏にリセットされるような空間を
目指しました。
DATE|2019.11