リクエスト
飲食店居抜き物件のリノベーション。
「こどもからお年寄りまでほっとしてわくわくできる場所を」
というリクエスト。
いろいろな、もの こと ひと、が集まる
「おばあちゃん(グランドマザー)の家」がコンセプトです。
このコンセプトをもとに、
カフェ立ち上げに関わるメンバーみなさんの
イメージボードの雰囲気を空間に表現していきます。
このボードは統一感のある仕上がりの助けになります。
Before→Afterで変化を見ることができますので
<>をスライドして見比べてみてください。

Before→After


エントランス
Before
どこかくたびれた雰囲気の店構え。
After
らくがきができる空間というのが、お店のウリのひとつ。
白い壁がキャンバスのような役割をはたし、
元気いっぱいのガラスのらくがきを引き立てます。
思わず中をのぞきたくなる雰囲気に。




入り口から店内の眺め
Before
黒い床、黒のベンチシート、金属足のテーブルなど
冷たい印象の店内。
After
こげ茶色の壁はチョークで描け水拭きで消せるペンキ
“KAKERU PAINT”を使用。
グレーの壁はマグネットがくっつくペンキ
“MAGNET PAINT”を使っています。
こげ茶の壁はチョークでらくがきし、
グレーの壁は子供たちのお絵描きした紙をマグネットで飾れます。
手作り感あふれる温かい空間に。




店内から入り口の眺め
Before
どことなく重くレトロな雰囲気です。
After
畳は“TATAMO!flooring”。これまで畳の製作に使えなかった
90cm以下の国産イ草を活用した環境にやさしい畳です。
フローリングのように敷けて模様を楽しむこともできます。
痛んだピースのみを交換できるのでメンテナンスも楽です。
小さいお子さんが畳でゴロゴロできるというのも、
このカフェの重要な要素。
また、畳の小上がりは、小さなコンサートや
プレゼン用ステージとしても使えます。
地域の憩いの場を目指して
畳や家具の手に触れた時に感じる
・素材の持つ風合い、色
・温かみ
・手作り感
これらの要素が長くいれそうな安心感を生み出し、
子供たち(時には大人も)のらくがきタイムは、
・躍動感
・一体感
・心地よい刺激
を空間に繰り広げ、ワクワク感につながります。
子供からお年寄りまで集える、
安心感とワクワク感がミックスされたカフェになりました。
場所 Location | 東京都三鷹市 Mitaka-shi,Tokyo |
プロジェクト Project | 商業空間 カフェ 改装 Commercial Cafe Renovation |
業務内容 Tasks | インテリアデザイン Interior Design |
コラボレーション Collaboration | アトリエピンポン 津賀洋輔 Nicolas Croze Yosuke Tsuga Nicolas Croze ATELIER PING PONG |
メディア Media | R不動産toolbox 2013.06.29 REAL TOKYO ESTATE toolbox 2013.06.29 TATAMO! 2013.05 |